彩らぶママの
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こわでん~怖い伝説~を見た感想(8月7日放送分)

BSプレミアム「こわでん」を見た感想

8月7日放送されたこわでんを見ました。

怖い話とはただ怖い怪談話を子供たちにしてきたわけではありません。

その怖い話は何かの教訓が隠されているものなのです。

今回の「こわでん」はそんな話4編が放送されました。

「舌を抜かれた16番目の男」「崖から突き落とす女」「人柱はお前だ」「この子をあの世へ」の4編です。

「舌を抜かれた男」(原文:十六人谷)

入ってはいけないと言われている山の奥へ入っていく十六人の男たち。

農業をしている男たちは生活のために木を切って売って生活のたしにしようとしていた。

16番目の男はそれをしてはいけないことだと、まわりに言いますが、結局聞き入れられず、自分も木を切る手伝いをしてしまいます。

その夜、男の枕元に木を切らないでおしいと懇願する女の姿が…。

翌朝、そのことをまわりの男たちに伝えるが、だれも聞こうとしません。

そしてその夜、みんなで寝ていると、昨夜の女が現われて、男たちの下を切って殺してしまいます。

それに気づいた16番目の男はみんなが殺されていることを知り、逃げだします。

そして帰宅して、しばらくしてやっぱり舌をかみ切られて死んでいるのを発見されます。

感想

この話は山の奥に入り、だれも切っていない場所で状態のいい木を切っていく村の様子が目に浮かびます。

木を切るということは、山が貧しくなり、結果として崖崩れがおきたり、鉄砲水で村に甚大な被害がおきてしまうので、その抑止剤としてこんな話ができたのでしょう。

実際に江戸時代の山の地図に「十六人谷」という場所もあります。

何ですかね…舌をかみ切られて死んでいる様子…現代よりも猟奇な感じです。

そしてテレビで表現されるよりもっと複雑なものがありそうな気がします。

「崖から突き落とす女」(原文:飯降山)

修行をしに山に入っていく3人の若い女性たちがいます。

三人は最初は力を合せて、修行をしていきます。

でも、毎日お腹がすいていました。

そんなとき、ある場所に、干した米が三つ三人の前にあらわれます。

毎日三人に米があらわれます。最初はありがたく3人で仲良く分けていましたが、空腹に耐えきれず、三人の内二人で一人を突き落とします。

これで三つの干した米を二人で山分けできると思ったのに、結局は二つしか二人の前にあらわれません。

これではなんのために殺人をしたのか…。

結局二人の内一人はもう一人を突き落として殺してしまいます。

そして、干した米は女の前にあらわれることはありませんでした。

女はその後、一人でふもとの村に杖をついてヨロヨロとおりてきたそうです。

そのふもとの村ではそのことがあって「丁(ようろ)」という名前がついたそうです。

この村は水をみんなで分け合いましょう、独り占めはいけませんよ…という意味でこの伝説ができたといわれています。

感想

なんの目的があって三人の女性は山に修行に行ったのでしょう。それがまず気になりました。

そしてそんな修行をしようと志高くあった三人も空腹にあっては鬼になるという怖さですね。

まぁ、私はそんな修行なんて面倒な事は絶対にしようなんて思いません。

若い女性三人にはいったいどんなことがあって修行したくなったのか私はそっちが気になりますよ!!

「人柱はお前だ」(原文:キジも鳴かずば)

ある村にまじめで仲のいい父と娘がいました。

その村にかかる橋は大雨があると流され、困難の連続の村だったのです。

そしてあるときその父と娘の方が重い病にかかってしまいます。

医者に診せたいと思ってもお金がなく、父親はこの家族の懐かしの味の「あずきまんま」というものをたべたがる娘の要望を聞くために村の貯蔵庫の小豆と米を盗み、それを娘に食べさせます。

そのかいあって、娘は回復します。

それをみた村人が娘に治癒したことを喜ぶと、娘は「あずきまんま」食べたから治ったと言います。

それを聞いた村人は「盗んだのはあの父親」と確信します。

そして橋をかけ替える時に、父親を人柱にすることになってしまいます。

娘は自分が言った何気ない一言で父親が人柱になって死んでしまったと自分を責めます。

それから娘は一言も話をしようとしなくなりました。

それから猟師が、鳴いたキジを撃ち、そのもとにいくと、その娘が泣きながら、キジをだいていました。

それからその娘を見た人はいませんでした。

感想

この話は長野県に伝わるお話です。

貧しいゆえに普段、まじめな男が病気の娘のために盗みを働き、罪に問われ人柱になって死んでしまった…。

しかもそれは娘の何気ない一言によって、ばれてしまったというお話。

娘を思う気持ちの親心と父親を思う子心。

盗みをしたことはゆるされる事ではないですが、ほんの小さな盗みを、人柱が必要だったから罪にとわれたような内容でした。

きっと普段ならスルーされていたのかもしれません。

「この子をあの世へ」(原文:おぎんとこぎん)

母親の違う二人の姉妹のお話です。

舞台は金沢。

先妻の子供おぎん、後妻の子供こぎんは母親は違えども、仲のいい姉妹でしたが、後妻はおぎんをこの世から消し去りたいと思っていました。

それで姉妹の父親が数日出かけている間におぎんを殺す計画をします。

1回目は山に置き去りにし、失敗すると川に穴を掘っておぎんを突き落とします。

それには成功しますが、母親のしたことに気が付いたこぎんはおぎんを助けに行きます。

でも、深い穴で助けることはできず、結局は見殺しになってしまいます。

しかしこぎんは同じ穴に飛び込んで一緒に死んでしまいます。

感想

なんというか…継子が憎くて殺して、実子も死んでしまった…というお話。

私も娘がいますが、こういう話は胸が痛くなりますね。

現代でも虐待などの子供が被害者になる事件が多くあります。

虐待死には血のつがらない大人からの暴行が多いような気がします。

怖い話というのは異界の話しでは無くて、私たちのこの世の方が怖いのかもしれません。

娘と二人で背筋がぞ~~っとしました。

ABOUT ME
aayalovemama
家族とわんこで兵庫県のお城のある小さな町に住んでいます。 印刷会社の出版部門で雑用をこなしながら、たまに着物をきておでかけしたりな日々を過ごしています。 将来は家族とわんこで南の島でのんびりすごしたいです。